あなたの1番好きなコトバは、なんですか?
こんにちは、asuperuです。
突然ですが、質問させてください。
あなたの1番好きなコトバはなんですか?
この質問に、すぐ答えられる人は少ないのではないでしょうか?毎日話すコトバ、毎日読むコトバ、毎日聞くコトバ。人と会話をしない1日があったとしても、1日コトバが頭をよぎらないような、「無」の日はなかなかないのではないでしょうか。むしろ、それができている人は、無の境地に達している方だと思うので、それはそれでとても立派です。
人は、コトバと共に生きているのだなぁと、つくづく思います。
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「人が1番好きなコトバ」は、「自分の名前」
むかーしに、何かで読んだことがあります。あまりにもすっと腹に落ちて、なんだかよく覚えています。
「自分の名前」は、人が一生で1番たくさん聞くコトバなんです。
思い返してみてください、確かにそうだと思いませんか?生まれてから今まで、何回名前を呼ばれてきたでしょう。これから先も、何回名前を呼ばれることになるでしょう。おもしろい発見だと思いませんか?親につけてもらった名前を、気に入ろうと気に入らないだろうと、物心つく前からずーっとあなたは自分の名前を毎日呼ばれて育ってきたのです。好きか嫌いかすら感じることもなく、ただあまりにも当たり前に毎日耳にするコトバ。
あたしは、この発見をしてから、積極的に人の名前を呼ぶように心がけています。
「名前」を呼ぶことがコミュニケーションになる
1度しか会ったことがない人が、自分の名前を覚えててくれると、びっくりするのと同時に、少し嬉しくなったらしませんか?
人によっては、気持ち悪いと思うかもしれませんが、基本的には悪い気持ちにはならないと思います。「自分のことを認識してくれている」という感情からが、きっと小さな喜びの感情を呼ぶのではないでしょうか?
あたしは、正直人の名前を覚えることが苦手です。ただ、今までの仕事柄、接客業ほどではないですが、人の名前を覚えた方がいい職種だったのもあって、特に社会人になってからは意識するようにしました。思い出せない時は、誰かが呼ばないかなー、、、と待ってみたり、どこかのメモ書きの端っこに走り書きしていないかと手帳をパラパラしてみたりなどもしたことがあります笑。必死ですね、笑い話ですが、それだけ少し特別な効力があると考えています。
同僚や後輩、仲が良ければ先輩にも、簡単なニックネームをつけることも好きでした。
- イツミさん(先輩)→ミーさん
- ナルセさん(先輩)→なるさん
- チグサくん(後輩)→ちー
- ナカノくん(後輩)→のん
ただ苗字をもじっただけでも、なんとなくちょっと距離感が縮まります。(もちろん、会議や公式の場ではちゃんとさん付けでよびます。)あんまりにも奇抜なものや、甘ったるすぎる呼び名になると、それはそれで耳障りなので、加減は要注意です。なにより、職歴に肩書きがつくようになると、立ち回り方も気をつけないといけません。圧があっても、くだけすぎてもダメです。あと、さりげない気配りも大切です。
話が少しそれました笑。とにかく、1つのコミュニケーションになるのです。
珍しい名前だって、立派な個性
キラキラネームには賛否両論はありますが、それはそれで時代が生んだ立派な個性です。あたしはあまりキラキラネーム世代の方々と接する機会は少ないですが、教職の友人などの話を聞くと世代によっは、普通ではなかなか読めない読み方の子どもたちが普通だとか。目立つ名前の中に目立つ名前だと、逆に目立たないという現象すら起こるようで、びっくりしました。
なんにせよ、名は体を表すというので、自信を持って自分の名前を愛しましょう。もしどうしても好きになれないようなら、改名制度を検討して自分の好きな名前にするのだって、手段の一つです。
大人になるにつれて呼ばれなくなる寂しさ
近頃気になるのは、大人になるにつれて名前を呼ばれることがかなり減りました。
企業の中で働いているとそうでもないかもしれませんが、仕事をしていないと大幅に減ります。というか、生涯のステージが変わると「◯◯ちゃんのママ」「XXさんの奥さん」と、枠にはめられた呼び方が自分の名札のようについて回るようになります。
これ、あたしはあんまり好きではありません。
ママの悩みでも上がることがありますが、自分がどんどん見えなくなってしまうような気がするんですよね。やっぱりさみしいです。名前でよんでもらうことで、相手から認識されている感が強くなるように思います。
これは家族であっても同じこと。あたしは、極力家族にも名前で呼んでもらうようにしています。些細なことですが、大きな自信につながります。感覚論と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、大切なことだと思います。
まとめ
「自分の名前」が「一番好きなコトバ」なんて、どう思いますか?
一般論ではないかもしれませんが、こういうふうに考える人もいる、くらいに思っていただけたらいいなぁと思います。もちろん、この感覚は人によります。気にしない人もいますし、呼ばれることが不快な人もいます。
とはいえ、せっかくの「自分の名前」なので、ぜひたくさん呼んでもらって、あなたも誰かの「名前」をたくさん呼んであげてください。それがコミュニケーションになり、人のつながりが濃ゆくなると、あたしは信じています。
大切なひとを、大切に。
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