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2022-05-13

「日本語教育能力検定試験」合格に向けておすすめアルク通信講座

授業

こんにちは、asuperuです。

「日本語教育能力検定試験」というのは、日本語を指導できる資格の一つです。日本語教師というのは、特に資格がないどできない職業ではないです。ですが、多くの日本語学校がこの検定の合格、もしくは420時間の教育課程の修了を条件にしているのをよく見受けます。

日本語教育能力検定試験 → http://www.jees.or.jp/jltct/

公式サイトでは、この検定試験について下記のように定義しています。

日本語教育能力検定試験は、日本語教員となるために学習している方、日本語教育に携わっている方に必要とされる基礎的な知識・能力を検定することを目的としています。

日本語教育能力検定試験公式サイトより

あたしは、2018年にこの検定試験に合格しました。年に一回、秋にある検定試験に向けて、そろそろ勉強を始める方がいらっしゃると思うので、実体験を交えてお伝えします。

結論から言えば、アルクという語学系の通信講座を受講し、独学で検定試験に臨み、合格することができました!

アルク →  https://www.alc.co.jp/

5/25まで10%OFF!<検定合格率66.3%>「NAFL日本語教師養成プログラム」

英語を中心に、語学学習の講座がとても充実しています。語学を学習されている方なら、聞いたことがある会社だと思います。ロゴの顔マークにも、見覚えがあるかも知れません。

もしこれから受験をご検討している方は、こんな経験者談もあるということで、ご参考ください。

  • 受験までの経緯
  • 勉強方法
  • その他の勉強方法

Contents

受験までの経緯

直接的な背景

あたしは、大学で言語文化学科に所属し、これまでにドイツ語を学びました。その後、人並みの英語力をキープしながら、行き着いたのは日本語でした。当時、航空機関係の仕事をしていたあたしは、某航空会社の方と仕事を一緒にしていました。航空会社というのは、その職種上、言葉遣いにものすごく敏感です。その方も類にもれず、とてもていねいな日本語を使う方でした。

おすすめされた日本語検定をきっかけに、日本語教育能力検定を受験することにしました。

なお、日本語検定とは、日本語を話す人すべてを対象とした、「日本語の理解度」をはかる検定です。

日本語検定 → https://www.nihongokentei.jp/

この日本語検定は、準2級を取得しています。なかなかコアな問題が多く、おもしろい検定でした。

日本語を学ぶ外国人を応援したい

外国人の勉強

日本語を学ぶ外国人には、ドイツに留学していた時からとても馴染みがあります。海外で日本語を学ぶ外国人は、みんな一生懸命に日本語習得を目指していました。世界の小さな島国である日本の難しい日本語を、必死に理解しようとしている姿を、心から応援したいと思いました。

それは社会人になってからも変わらず、ボランティアで教えたり、通訳ボランティアに参加したりしていました。

仕事上でも、外国人労働者の方々と関わる機会が多くありました。どんな形かはさておき、いつかそんな人たちのサポートができたらな、と考えていました。

勉強方法

勉強

勉強方法の検討

日本語教育能力検定試験の受験を決めた時、どうやって勉強しようか考えました。

  1. スクールへ通学し、日本語教師養成講座を修了する
  2. 通信教育で独学し、日本語教育能力検定試験に合格する
  3. 完全独学し、日本語教育能力検定に合格する

調べてみるとわかりますが、1. スクールへ通学するは、その手厚いサポートゆえお値段がかかります。まだ本業にするかもわからない資格に、それだけの支出をするのはためらわれました。そして420時間の講座に対し、時間が確保できるかわかりませんでした。

なので、日本語教育能力検定試験の合格を目指しました。

言語学の基礎は大学で勉強していたにしても、日本語教育能力検定試験の学習範囲は恐るべき広さです。日本語を指導するための知識が、あらゆる角度から問われます。

合格率26%前後ということで、ぼちぼち難易度も高いです。

さすがに3. 完全独学での勉強は無理だなー、、、と2. 通信教育で独学をすることにしました。

今はかなりいろんな学校で通信教育が提供されています。なので、どこの通信教育かは迷いましたが、TOEICを定期的にうけていたので、語学学習に強いアルクには、個人的に圧倒的な信頼感がありました。

しかも、アルクの講座には「合格パック」という合格保障の心強い講座があったんです。今でもありますね。これが背中を押し、受講を開始しました。

アルク 日本語教育能力検定試験 合格パック →  https://www.alc.co.jp/entry/press-20201201-1

アルクでの勉強

受講申込後、届いたかなりのボリュームある教材に、おそらく驚きます。たくさんの教材を前に、あんぐりしたのを今も覚えています。

やはり昔から定評のあるアルクということで、ひとつひとつの単元がしっかりまとまっています。なので、コツコツと勉強を進めるしかありません。当時のあたしは、「どうやってこなしてやろう」と逆にやる気に火がつきました。謎の地震です笑。

動画や授業はないので、自分で勉強計画を立てながら、少しずつ進めていきました。

基本的には、自分でノートにまとめました。このノートは、その後何度も見直したので、とても役立ちました。暗記事項が多いので、語呂にしたり、何かに喩えたりと、謎の勉強跡が今も残っています。教材がかなり濃いので、持ち歩くのは大変です。パッと見返すことができるまとめノートは、あった方がいいと思います。

働きながらの勉強時間の確保

グループワーク

勉強することよりも、これが一番大変でした。平日は仕事が忙しく、残業も月45時間と結構がっつりしていたので、平日の勉強時間がなかなか確保できませんでした。

基本は、週末集中です。かなり週末返上で、土日に勉強時間を確保を続けました。祝日は休みではなかったので、本当に土日のみ。

日本語検定が6月にあり、その反動で1ヶ月くらい勉強したくないモードだったので、7月からスタート。日本語能力検定試験は10月末にあるので、実質7月から10月末の3ヶ月程度です。スタートが遅かったので、猛ダッシュでした。

その他の勉強

アルクの他に取り入れた勉強は、この本です。

日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版

この本は、かなり凝縮して大切なことがまとめられています。ノートとこの本への書き込みが、検定試験前の時間に役立ちました。

後は、やはり過去問です。過去問は、かなり何度もやり込みました。全問、なぜその選択肢になるのか、教科書やノートの記載場所を探し、頭に叩き込みました。

公式での解説はされていません。ですが、世の中にはプロの方が、サイトでていねいに解説してくださったりしています。かなりお世話になりました。

毎日のんびり日本語教師 → https://nihongonosensei.net/?cat=8

最後に

勉強

日本語教育能力検定試験について、久しぶりに振り返りをしました。インドネシアでも役に立つかなと思い、教材は全部インドネシアにあるので、ノートなどをお見せできないのが残念です。

あたしは、日本語検定がいい助走になりました。アルクと併せてそれもあったので、比較的短期間で検定試験に合格ができたのだなと思います。

可能であれば、もう2〜3ヶ月あった方が、時間的な余裕や焦りは少なかったです。

ただ、やはり実際に日本語教師として働くことを考えると、日本語教師養成講座受講の方が実践的だなーと思います。友人は、あたしが今通っているWebデザイン講座のヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座を受講し、資格取得をしました。実際の模擬授業等をやるようなので、即戦力を養うことができます。

いますぐ日本語教師として働かなくても、日本語と向き合うとてもいい勉強になります。資格がなくても日本語教師にはなれますし、ボランティアで日本語を学ぶ外国人を応援することもでできます。でも、やはり原理原則を知っていると、いろんな伝え方ができるのも事実です。

もし興味があるようであれば、ぜひがんばってみてください。

あたしは、またインドネシアに戻った時に、日本語を勉強する人たちと、日本語の再発見ができるのが楽しみです。

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