遠近左右へ視点を変える!お料理の写真をおいしそうに撮るコツ
Web編集&ライターのasuperuです。
ライターの活動を始めてはや半年。細々とですが、お店やスポットのWeb取材記事を書くお仕事もさせていただくようになりました。
その手のWeb記事は、自分で書く記事の写真は自分で撮影します。いくつか取材を重ねると、あることに気がつきます。
「料理がおいしそうな写真て、どうやって撮るの!?」
そう、よく見るグルメサイトや料理サイトの写真て、構図やバランスがすごく意識されて撮影されているんです。上手に記事の中で魅力を伝えるには、写真のレタッチ(加工)をしても限界があります。
この半年の経験を通して、自分が体得したポイントを覚書兼ねてここにご紹介します。ちなみに、私は2024年4月からOLYMPUS OM-D Mark IVを使用しています。カメラの勉強も今後ここに記していきたいです。
そして、この記事を書くにあたって、こちらのサイトを参考にしました。
◼️サンタツby散歩の達人 構図で魅せる、ワンランク上の料理撮影〜スマホでも「旨そう!」と言わせる写真術
この記事の中で、FUJIFILM Academy X講師の佐藤朗(あきら)さんがお話しされています。
Contents
お料理の写真をおいしそうに撮るコツ
視点を変える
撮影するときに、いろんな視点からカメラを向けることが大切です。
- 斜め上から
- 正面から
- 左から
- 右から
- 上から
- 下から
- 後ろから
お料理でよくある斜め上からのアングルは、実際に食べる人が見る視点になります。お料理の高さや動きがよく表現できるので、おすすめ。
正面からのアングルは、斜めからでは分からなかった美しい断面などを見ることができます。
そして最近のSNSでよく見られるようになった、上からの俯瞰(ふかん)アングル。わたしはこれが撮れれば!と思っていたのですが、上記の記事の中で佐藤さんがこのように言及しています。
10年前でいったらあまり多く見かけなかったし、仕事の撮影でも求められることが少なかったのですが、SNS、特にインスタグラムで俯瞰写真を投稿する人が多くなったことから流行ったなという実感があります。今や市民権を得たよくあるアングルの一つですが、美味しそうというより、写真がデザイン的に見えるおしゃれな要素を持っている気がします。
ただ、先ほどの正面からのアングルとは裏腹に高さという情報は全く伝わらなくなるので、真上にしておけばなんでも格好がついてしまうというわけではないと思います。
サンタツby散歩の達人
編集さんからも「俯瞰アングルはおしゃれだけど、情報が伝わらない」とご指摘をいただきました。グサグサと刺さり、すみませんと謝りたい気持ちでいっぱいになりました。
そして、この俯瞰アングルばかりで撮影してしまい、編集の方から別アングルの写真を要求されたときにお渡しできる写真がなかったのです。やらかしてしまった苦い経験となりました。
引いて撮る、寄って撮る
油絵を描くときに、キャンバスに張り付いて色を載せます。その後、後ろへ下がって距離をとりながらその絵を眺め、また近づいて修正。それを繰り返して、油絵を完成させていきます。
写真も同じで、寄って撮った後に引いて撮ると、その時見えなかったものを発見することがあります。これは、記事内の写真に動きを持たせるという効果もあります。同じ写真でもアングルを変えながら、引きと寄りを組み合わせてみてください。リズムが生まれてくるのではないでしょうか。
盛り付けや飾り付けにこだわりの料理だと、その料理の雰囲気を伝えるのに、効果抜群です。
バランスのいい構図は「くの字」
構図を考えるときに、2つなら対角線、3つならくの字にお料理などを配置するとバランスが良くなります。横や縦に並べるのもいいですが、こうすると少し動きがでます。
俯瞰アングルでも、斜めアングルでも、この方法は有効です。そして、よく見る広告や記事の写真も、この構図が使われていることに気がつきます。
最後に
そして、上記の知識を得たわたしが作成した記事が、こちらです。
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写真の勉強はまだまだこれからですが、経験を積みながら、楽しみながら、ゆっくり体得していきたいと思っています。あんまり難しく考えすぎたり、構えたりして、写真が撮れなくなってしまうのが、一番悲しいです。
自分の好きな写真を探しながら、これから写真の旅を広げていきたいと思います。
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