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2021-10-27

「田舎で生活する」ための、Webデザインのスキル取得メリット

こんにちは、asuperuです。

富士山

こんなタイトルを掲げてみたけど、どういうことかと言いますと、居候中の我が実家は大変田舎にあります。大体地名を言うと「あぁ…」と言われるような、まごうことなき田舎。とはいえ、コンビニもあるし、スーパー、薬局、銀行等、ライフラインに必要なお店は町内にあるから、生活に困るような山奥というほどでもない。

とはいえ、生活をするために仕事をしようと思うと、自営業(農業関係)が多いこの地では、30分以上車で通勤する先でしか大きい会社はない。30分以上の通勤がどういうことかというと、保育園のお迎えに支障がでるということ。

田舎であるが故、「企業で働くお母さん」が少ないんです。

圧倒的に自営業の奥さん、パートの奥さんが多く、少数派の「企業で働くお母さん」には、総じてバックアップしてくれるじじばばの存在が欠かせない。そんなじじばばがいないあたしは、この地で仕事をしようと思うと、要はフルタイムでは無理だ、ということを、ほとほと思い知りました。保育園のお迎えのピークは17:00で、だいたい17:30にもなれば教室内にはほんの数人とのこと。それでも18:00前にほぼ完全に子供はいなくなるといいます。

フルタイムで17:30まで働こうと思うと、残業なしダッシュで帰っても、30分通勤に取られれば移動も含めて18:00には間に合わない。そもそも残業なしが前提である。開園時間にも関わらず、この状況だということを知らなかったあたしはびっくり。

ポータブルスキルについて考える

昨今話題にされているポータブルスキル。これがあれば、都会に住まずとも、コロナ禍で進んだオンラインを活用して仕事ができるということで、郊外や好きな場所で仕事をしながら生活ができるといいます。昔はとても想像できなかったビジネススタイルが、今では広まりつつある現実が、本当にすごいと思います。

企業人であった自分には、そんな思考も選択肢もありませんでした。だけど、海外赴任に帯同するために会社を退職して、何にも持ち合わせていない自分に気がつきました。企業内だったからあったあの自信や経験は、一個人となればなんの鎧にもならない。

肩書きも無くなって、収入も無くなったあたしは、夫が生計を立ててくれているとはいえ、本当に不安でした。ポータブルスキルと言えるものは何一つなく、なんの収入も生み出すことも、存在を証明できるものもない。まっさらな自分。強みがあれば、それを軸にコミニュティを広げることや、どこにいても仕事を見つけることができます。

それこそ、今の環境にいてもそれができるのではないだろうか。そのための一歩を踏み出すのに、息子くんが保育園で頑張ってくれている時間を使えるのではないか。

Webのおもしろさ

「ママ向けWebデザイナー」なんて広告に踊らされるほど、自分に自信があるわけではないけれど、今回学校に通うことで、HTML/CSSや、Illustrator、Photoshopの基礎的な学習ができたことで、Webに対するとっかかりができたように思います。修了制作の終了を目前に控え、Webデザイナーの担当をさせてもらったことで、ますますWebが面白くなったように感じます。もちろん、わからないことの方が多いし、Web見てると自分には到底できそうにないすごい作品たちのオンパレード。でも、わくわくや楽しい気持ちがあるのも事実。

仕事になるほどまで極められるかはわからないけど、少なくとも趣味の範囲では、これからもつきあいを続けたいと思いました。ポータブルスキル、と呼べるほどにできるかはわからないけど、この分野のスキルアップにがんばってみようかな。

将来の自分はどうありたいか

これから、赴任先にまた帯同できるのか、するのか、復職するのか、転職するのか。仕事も環境も当面安定しそうにない自分の立場の中で、何か「これができる」と言えるものを作っておきたいです。息子くんもまだまだ小さいから、働き方だって考えなきゃいけない。10年後、20年後、どうしていたいか、どうありたいか。考えるいい機会も、今回の学校ではもらえたから、今後に生かします。

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