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2021-10-30

「コミュニケーション力は育てないと育たない」

息子くんの泣き顔

こんにちは、asuperuです。

あたしが産後感銘を受けた育児書の一つに、「語りかけ育児(サリー・ウォード)」があります。赤ちゃんと毎日会話をする時間を作り、声かけにとても重きを置く考え方の育児書。言語が好きなあたしは、言葉の習得にとても興味があります。赤ちゃんが言語習得する過程は、とてもシンプル。声が聞こえる環境の中で、聞こえた音を真似したり、真似しようとしたりして、自分のものにしていく。習得は、もちろん個々によって違うから、2歳前にお話しできる子もいれば、2歳を過ぎても言葉のダムをまだじっくり溜めている子もいます。

言葉のシャワーと、本人の言葉のダム。言葉の習得はできても、うまくコミュニケーションができる子と、そうでない子がいます。ただの個性としてしまうのは、少し勿体無いのかもしれないです。あたしの信頼する、言語聴覚士の先生が、「コミュニケーション力は育てないと育たない」と強く言い切りました。

コミュニケーションの大切さ

返事が返ってこなくても、会話が成立しなくても、仕切りに声をかけること。そうすることで赤ちゃんは、自分が認識されていることを確認するそうです。なんでもない会話のやりとりを楽しもうとするし、聞いてくれる相手だからこそ、「伝えたい」という感情に素直になる。他者との会話ややりとりをすることで、自己を確立していくのだと思います。

単純に、信頼関係の構築の一貫。

「こうしたい」「これは嫌」言葉がうまく話せない息子くんでさえ、態度で大いにアピールするようになってきました。この自分の感情を、躊躇なく言える環境を維持することも大切だと思います。「自分の気持ち」というのは、必ずしも言葉にする必要はないです。信頼関係のある相手だからこそ、自分が考えていることや感じることを「伝えたい」のです。

「今は大人の言うことを聞きたくない」

前述の通り、最近の息子くんは、自我の芽生えが見て取れます。気分やタイミングによって、同じことをするでも嫌がる時とそうでない時の差がとても大きいです。自分でやろうとするのを横取りされて、ひっくり返って喚くこともあります。イヤイヤ期になれば、きっともっとその振れ幅は大きくなるんだろうなぁ。。。

保育士さんが、自我の確立についてお話してくれた言葉の中で、このフレーズがとても印象に残りました。

「何を言われたか」も大切だけど、「タイミング」もとても大切。「今じゃない」、それだけなんです。自分の優先順位がだんだんできてきて、何でもかんでもお世話をやかれたいわけじゃない。でもやいて欲しい時もあります。自己矛盾の行き場がなくて、ひっくり返って泣く。大人でも同じことを思うことは、正直あると思います。

ぎゃーすかスイッチが入った息子くんを相手にするときは、この言葉を思い出しながら、「今じゃないのねー」って手を引っ込めるようにしてます。

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