海外での子育ての楽しみ方
インドネシアからこんにちは笑、Webデザイナーのasuperuです。
2歳の息子くんと一緒にインドネシアにお引越しをして、はや3週間が経ちました。生活環境を整えながら、自分も息子も現地の生活に慣れることに必死で、あっという間に過ぎた気がする3週間でした。
時差は2時間ほどなので、たいした影響はないのですが、やはり生活してみて気をつけないといけないなと感じることが多々あります。
過去の経験から、海外での生活自体はそんなに抵抗はないのですが、子連れ海外生活というのは今回が初めて。
息子くんとの時間がたくさん増え、変化の観察をしながら、海外での子育ての楽しみ方を模索しています。
Contents
環境の変化
1. 母子の時間がたっぷり増えた
こちらの保育園は、8:00-11:00の3時間のみ。日本では、8:30-17:00までたっぷり保育園で過ごしていた息子くんにとって、これはとても大きな変化です。お友達とめいっぱい遊んでいた毎日が、半分の時間になってしまいました。
そして大きな変化なのはハハも同じ。
日本では、ゆっくり仕事の時間が確保でき、集中もできていましたが、インドネシアではそうもいきません。どうもこれはこちらでは普通のようで、どこの保育園もお昼はまたがないようです。
送迎を含めたら、ハハの時間なんて本当に瞬殺で過ぎます。びっくりです。
2. 新しい言葉のオンパレード
3時間とはいえ、息子くんの保育園は英語です。少しの中国語。クラスメイトは、インドネシア人や中国人、韓国人など。日本人はいません。「good morning」「OK」から始まり、お歌の時間は「ABC」や「123」などです。
生活はもちろんインドネシア語。お店の人やドライバーさんなど、生活圏で関わる人たちはインドネシア語のみ。「Selamat Pagi(おはよう)」「Sampai jumpa(またね)」など、現地の方とのコミュニケーションも多いです。
家では日本語ですが、日本語の中でも新しい日本語がどんどん増えます。今まで聞いたことがなかった日本語の単語が日常使われるようになります。例えば、「マンション」「ドライバーさん」「ベッド」「ソファ」などなど、田舎のポツンと一軒家とはガラリと違います。
3. パパとの新しい生活
息子くんは、パパと一緒の生活は今回が初めて。「パパ」という存在は、お友達のパパを見ていたので知ってはいましたが、きっと「自分のパパ」という存在について考えることはなかったのではないかと思います。
時々テレビ電話はしていましたが、それが「パパ」と認識するのはなかなか難しいことです。
生活を立て直すためにも、一緒の時間を始めにたくさん取るためにも、パパさんには仕事のお休みを多めにとってもらっていました。仕事が始まれば、平日に一緒に過ごせる時間は少ないので、慣れるための時間を確保したかったのです。
始めは「お兄さん」でしたが、1-2日一緒に過ごすと「パパ」と呼ぶようになりました。
逆に、パパにとっても息子の生態を理解するのに、この時間が取れてよかったように思います。独身生活を優雅に送っていたこの2年半。パパの生活も変えてもらわないと成り立ちません。
海外子育ての楽しみ方を発見
そんなわけで、いろんな大きな環境変化を前向きにとらえるために、海外子育ての楽しみ方を考えます。
1. 子どもと一緒だから行ける場所を見つける
今まではまったくアンテナが立っていなかったあたしですが、今回はほぼ100%息子と一緒に行けるところを探すのに全力投球笑!
なんせ11:00までの保育。その後の過ごし方で、お昼寝時間の確保や夜までの長い時間の過ごし方が変わります。まだお昼寝する月齢なので、お昼寝まで元気に遊んでおく必要があります。
というわけで、絶賛子どもの遊び場を探して楽しめる場所を増やしています。インドネシアは日本のような気軽に遊べる大きな公園はありません。デパートなどの有料プレイグラウンドを中心に、開拓を進めています。
ジャカルタのような首都であれば選択肢も多いですが、そうではない場合情報収集しながら見つける必要があります。そして、実際に行ってみないとわからないこともたくさん。トライ&エラーを重ねながらの実践です。
2. SNSを大活用
子どもと一緒に行ける場所を探すのにも、こちらでの子育て情報を見つけるのにも大活躍なのがSNS!
今の時代ならではのツールですが、これは活用しない手はありません。だいたい地域コミュニティはそう大きくないので、ワードを絞って検索すれば大体ヒットします。
今回あたしはこちらで過ごすための用のアカウントをInstagramとTwitterで作成しました。日々の情報の多くをここから集めています。
また、新しいつながりの構築もできるので、友達ができるスピードも早いです。そもそもそのエリアのコミュニティはどこもそれほど多くないので、関係が密になりやすいです。友達の友達などの表示を見れば分かる通り、だいたい誰かがすでにつながっていたりします。
そして、自分の行った先を記録したり、思い出のアルバム整理がわりになったり、発信の習慣づけにもつながっていて、一石二鳥にも三鳥にもなっています。
日本にいた頃は取材も仕事にしていたので、文章を書くことや写真の撮り方など、活かせる場所ができてスキルの維持につながります。
3. 子どもと探検に出かける
1人だとつまらないところも、子どもと一緒だとまた違う目線で楽しむことができます。子どもがいるから入りやすいところも。
子どもがいるからできないことももちろん多いですが、逆の発想をすれば、誰かと一緒に楽しむということができます。
子どもがいない頃の海外帯同は、正直ひとりぼっちがかなりキツかったです。基本平日夫くんは仕事でいないし、なんなら週末だったゴルフやら仕事やらで不在。孤独に押しつぶされそうな夜もありました。
良くも悪くも、今回は絶対誰かと一緒です。幸い息子くんは2歳4か月ということで、一緒にある程度動ける年齢になっています。自分で歩け、同じものを食べ、違う目線の発見を教えてくれます。自分の意思も出てくるので、もちろんケンカもありますし、こちらが辟易してしまうことも多いです。
ある程度のゆるい子育てを自分に許しながら、息子くんとはいいパートナーとして過ごしていきたいです。
その他
一番頭を悩ませているのが、動画の試聴時間が激増したことです…
お家時間が増え、家に大きなテレビがあることもあり、見たくて見たくてうずうず。ワンオペの平日、家事の合間息子くんをかまってくれる人がいません。今までは物理的に無理だった動画との距離が、今回はできるようになってしまいました。
iPadも覚えてしまった今、「見たいのー!」コールとの格闘が続いています。
日本のいちばんの仲良しが今どハマりしている「パウパトロール」を毎日見ています。働く車や動物など、できるだけ学びにつながるものを推奨していますが、どこまで制限できるか。
今は、30分/回を目安に「自分から」動画時間を止めるように、タイマーをセットするなどして工夫しています。イケるとこまでがんばります 。せめてできるだけテレビにしてほしい…
iPadは番組がダダ流しのため、何を見ているか親が把握できないのと、きちんと番組の終わりが見えないので困りものです。「次はこちら」から、魅力的なサムネイル画像がずらりと並んでいるので、息子くんはついつい押してしまいます。
最後に
海外の子育てということで、大変なことばかり想像してしまいます。でも見方を変えれば、今しかできない経験だともいえます。
その立場じゃないとできないことや見えない景色などを、大切にしながら過ごせたら前向きに過ごせるのではないかな、と思います。
不安なこともたくさんありますが、息子くんと新しい環境を楽しみたいと思います。そのために、危険なことや危ないことを察知するために、自分の語学力を磨く努力に勤しみます。2年半前、どっぷりインドネシア語やっておいてよかった!と、今心の底から思います笑。
今は海外での子育てする方はとても多いと思います。日本人家族のコミニュティに入れている人はいいすが、そういう人ばかりではないので、そんな時はぜひSNSの活用をおすすめします。
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